手縫いの素晴らしさ
東京下町の小さな町工場の革職人さんが一点一点全て手作業で完成させる一品です。
現在は9割がミシンで大量生産するのが主流となっていますが、
一針一針革の状態を見ながら丁寧に縫っていきます。
縫い目もミシンとは違い、二本の糸で縛りながら縫い上げていきますので強度は何倍も高いとされていますが、
大変手間と時間がかかり一日に一個しか制作できないというデメリットもあります。
ですが、革に食い込むこの力強いステッチは手縫いでしか表現できない芸術と言われ、一度ミシン縫いと見比べてしまうと、その差は一目瞭然。
万が一破れたり壊れても手縫いであれば細かい修理もできますので長くご使用して頂けます。
だからこそ私達は手縫いにこだわります。
ミシンで同じ物を大量生産品するレザーブランドとは根本的に違います。
エルメスのバッグがなぜシャネルやヴィトン、グッチ等のラグジュアリーブランドよりも何倍も高額かというと全て革職人による手縫いだからです。
手縫いなら糸のテンションに強弱をつけて縫えます。
その技術を利用し、作品を0.1mm単位で丸く製作でき立体感が出るように仕上げられます。
立体感がある作品は実際に手にすると手にフィットするような作品に仕上げられます。
一つの縫い穴に二本の糸を通し頑丈に縛るように縫い上げる手間のかかる工法ですが、
ミシン縫いにはできない特別なステッチ(縫い目)に仕上がります。
(別名エルメスタッチとも言われる歴史ある工法)
NEW ANTIQUEもエルメスと同じ工法にこだわって、
一針一針丁寧に縫い上げております。